金子直吉の著書「経済野話」シリーズ ⑤「金利論」を掲載します。

2016.6.22.

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金子直吉が若き日に読んだ英国の哲学者・フランシス・ベーコンの論説集(Bacon's Essays, 日本語訳(高橋五郎訳)明治41(1908)年)に次の名言があると紹介しています。

「利息は日曜、祭日といえども休まない。人間が睡眠している間にも進行するものである。故に利息を取ることを目的とする職業は、神の思し召しに背くものである。」

このエッセーは、全58章から成り、「真理」、「死」、「宗教」、「結婚」などのほかに「金貸業」、「富」などあらゆる分野にわたっています。金子直吉の思想に大きな影響を与え、企業経営のバックボーンとなったものと考えられます。

金子によれば、英米の経済社会の繁栄からも利子(金利)が安ければ安いほど生産的事業は増加し、経済状態は健全であると主張します。

わが国の金利が高いのは、従来の為政者が過度に通貨縮小策を進めたことに起因すると説いています。

第5章「金利論」については、下記関連リンクをご覧ください。

第5章「金利論」

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