門司麦酒煉瓦館(旧・帝国麦酒)にVRが導入されました。

2020.3.30.

門司麦酒煉瓦館(VR体験).png 鈴木商店により明治45(1912)年に設立された帝国麦酒は、大日本麦酒を経てサッポロビール九州工場(門司工場)として平成12(2000)年まで操業を続けましたが、同工場が大分県日田市に移転した後、門司工場跡地は、「門司麦酒煉瓦館」として一般公開されて来ました。

 同施設を含む関門地区のレトロな建造物群は、平成29(2017)年4月、「関門"ノスタルジック"海峡~時の停車場、近代化の記憶」として文化庁より"日本遺産"に認定されました。(詳細は、"ストーリー3"をご覧ください。)

 この度、同遺産の構成文化財の旧サッポロビール九州工場(事務所棟、醸造棟、組合棟、倉庫)のVR(バーチャルリアリティ:仮想現実)が制作されました。VRは全6ストーリー(醸造棟バーチャル見学、鈴木商店と金子直吉、鈴木商店の記憶、高層階のビール醸造場、九州最初のビール工場、現存する最古の鉄滓煉瓦建築)で構成され、当時のビール製造の過程なども理解・体感されます。(日本遺産・関門"ノスタルジック"海峡公式ホームページVR体験

 このVRは、「関門海峡日本遺産協議会」が制作し、北九州市建築都市局の監修により3月30日よりVR一般公開されました。(詳細は、下記の関連リンクも併せてご覧ください。)

 

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