⑪シンフォニアテクノロジー伊勢製作所

最新設備と先端技術により多様な製品を生む主力工場

神戸製鋼所時代の昭和16(1941)年に開設された伊勢工場が前身。神戸製鋼所より独立した神鋼電機(昭和24(1949)年)時代に開設された豊橋工場(現・豊橋製作所)と共にシンフォニアテクノロジーの主力工場を構成する。

伊勢製作所は、5工場と分工場としてのモーションシステム工場(鳥羽)の6工場から成り、創業時の旧鳥羽工場から発展した製造の拠点。製品の多様化、大型搬送車両分野への進出に際し、鳥羽から二見浦を経由して伊勢方面に向かう幹線道路途中のトンネル輸送上の問題から鳥羽工場での製造を断念し、伊勢工場での製造が決定されたとされる。

現在の伊勢製作所では、我が国唯一の航空機電源システムメーカーとして航空機、ヘリコプター搭載機器、JAXAロケット姿勢制御用機器等の"航空宇宙システム"を始め、"昇華型デジタルフォトプリンタシステム"、"産業用電磁クラッチ・ブレーキ"、"航空機の牽引や乗客の乗り降り、貨物の搬出入を担う大型搬送システム"、"車両制御機器"、"風力発電と太陽光発電のハイブリッド発電システム"と多彩な商品群を生み出している。

関連資料

  • シンフォニアテクノロジー伊勢製作所
  • 電磁クラッチ
  • コンテナリフトローダー

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